鉄道ジャーナル 2012年3月号
2012年1月19日
[鉄道ジャーナル最新号]
特集 関西 魅惑の電車ネットワーク

関西圏の鉄道網は、大阪(梅田)と難波を中心に放射状に広がっていることと、主要区間それぞれに並行路線があること、特急や快速の名称を看板に高速列車が頻繁に運転されていることなど、他の地方にはあまり見られない特徴をもっています。車両の彩りは豊かで、通勤時間帯でもクロスシートの電車を利用できるケースが少なくありません。
最近では、並行路線での競争より、電車の快適さとともに地域・沿線に密着したサービスに重点が移り、一層の充実ぶりがうかがえます。この25年の積み重ねで面目を一新したJRのアーバンネットワークの輸送サービスの一方で、変わらぬスタンスで都市圏・都市間輸送に存在感を発揮する私鉄電車の魅力に迫りました。
JR東海道線を挟んで京阪・阪急の三つどもえの競争が見られた京阪間は、現在は中間エリアの発展もあってダイヤやサービスの様子も変わってきています。また、奈良盆地には歴史的な経緯からも多くの路線が走っており、ここでは近鉄の各線とJRの大和路線・桜井線などを対比しながら、輸送の実態をレポートします。
新企画として、「国鉄型車両」をめぐるシリーズがスタート、第1回は通勤電車の代名詞のような存在であった103系電車です。首都圏では全廃されましたが、関西圏では相当数が更新改造を受けながら最後の活躍を続けており、その様子をまとめました。また、寝台特急「日本海」と夜行急行「きたぐに」の定期運転終了が関心を集める3月ダイヤ改正の概要を詳しく紹介します。





